さ行
サ
サーモスタット
エンジンが冷えている時は冷却水の循環を止め、適当な温度になった時に冷却水を流す調整をする自動バルブのこと。
最小回転半径
ステアリングを一杯に切った状態で、前輪外側のタイヤの中心が回る最小半径のこと。
最大トルク
エンジンの回転力の最も強いときの力。
○○kg・m/△△rpm
重量の物体を抵抗の無い状態で1m持ち上げる力。
最低地上高
路面と車の最低部との隙間の大きさ。
サイドドアビーム
側面衝突に対するドアの強度を確保するため、ドアの内部に設けられた補強材。
サイドメンバー
アンダーボディーなどに用いられる骨状の補強材で、強度や剛性を上げるために用いられる。
車輌に対して横方向に延びるものがクロスメンバー、前後方向に延びるものがサイドメンバーである。
サイレンサー
排気管の後部に装着された消音器のこと。
サスペンション
懸架装置といわれるが、その重要な機能は、路面からの衝撃を直接ボディーや乗員に伝えないように保護するものである。
サスペンションアーム
ホイールの動きをコントロールする腕(アーム)の働きをする部品で、ラバーブッシュなどによってボディやアクスルに取り付けられる。
シ
シーケンシャルMT
シーケンシャルとは順番の意味。シーケンシャルMTはマニュアルトランスミッションであるが、クラッチを自動化してクラッチペダルを無くし、 1→2→3→4→5→4→3→2→1のように、順番に手動操作で変速する変速機。4→2とか3→5のようなシフト操作は出来ない。
シフトストローク
MTのシフトレバーが、ニュートラルの位置から完全にギヤの入った状態になる位置までの距離。
ジムカーナ
4輪自動車を使って舗装したコースを一台づつ走り、そのタイムを競うタイムトライアル競技。
ショックアブソーバー
別名ダンパー。ダンパーは車輪と車体の間に配置された”動き”に対する抵抗の役目をするもので、スプリングが伸縮するとその動きを止めようとする力を働かせる。
シリンダーヘッド
シリンダーに上からふたをするようになる部分。
シリンダーライナー
シリンダーの内壁部に挿入する円筒形の超硬金属。
ス
水温計
ラジエターの冷却水の温度を表示する計器。
水平対向エンジン
ボクサーエンジン。
クランクシャフトとピストンが同じ高さにあるため、エンジン本体の重心が低くなり、車自体の重心も低く出来る。
水冷エンジン
ブロック・ヘッドの内部に水路を通して、そこに水を循環させることでエンジンの熱を吸収し、ラジエターで冷やして100℃以下に保つ。空冷式より効率が良い。
スタビライザー
姿勢安定装置。車体の左右の傾きを減らすために取り付けられているねじり棒バネで、前輪にも後輪にも用いられる。
ストラットタワーバー
ストラット式サスペンションの上部支持パーツであるショックアブソーバーとコイルスプリングを組み合わせた部分を収納するボディの一部分の事をストラットといい、ストラットタワー同士、又はストラットタワーとボディの丈夫な部分を連結し、剛性を高めるパーツがストラットタワーバーである。
スパークプラグ
燃焼室の中で火花点火をする部品。
スピードリミッター
設定されたスピードに達すると、点火系または燃料系をカットしてそれ以上スピードが出ないようにする装置。
スモールランプ
車幅灯のこと。夜間の走行や停車中に前から見て車の存在がわかるように付けられたライト。クリアランスランプとも呼ばれる。
スリップサイン
トレッドの溝の深さが1.6mmまで摩耗したことを示すため、溝の底の一部を盛り上げて浅くした部分。
トレッドウエアインジケーター。
スロットルバルブ
アクセルの踏み込みに反応してシリンダーに送り込む空気量を調節する絞り弁。
セ
制動距離
ドライバーがブレーキペダルを踏み込んでブレーキが効きはじめた瞬間から停止するまでに車が進む距離のこと。
セパレートシート
乗員一人一人のために独立したシートのこと。
セラミックターボ
タービンローターにセラミックを使用したニッサンのターボチャージャーの呼称。
セルモーター
セルフスターターモーター
(SELF STARTER MOTOR)とも呼び、エンジン始動用の電気モーター。
センターコンソール
運転席と助手席の間のダッシュボードからフロアまでの部分で、通常エアコンパネル・オーディオシステム・サブメーター・カーナビ画面・灰皿などが収められている部分。
センターデフ
前後輪軸の中央(センター)にあるデファレンシャル(差動装置)のこと。
センターデファレンシャルの略。
ソ
操舵角センサー
ハンドルを切った時の前輪の操舵角を感知するセンサー。
ソレノイドバルブ
電気の力で流体(エアも含む)が開閉する弁。電磁弁。
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